会長挨拶

北海道看護教育施設協議会は、昭和38年に創立し、その会員施設は52校を数えるに至っております。創立以来、激動する社会情勢のなか先人の努力により、たくさんの難局を乗り越え、半世紀以上にわたって看護教育の充実に向けた連携、教育研修、地域に根差した情報交換など幅広く活動しています。
今、看護基礎教育は第5次改正カリキュラムがスタートし、卒業時の看護実践能力、および教員の看護教育実践能力の向上が強く求められています。そして、看護の基礎教育におきましては、臨地での実習は大変重要な位置付けであることは、もちろんですが、新型コロナウイルスが5類に移行になったとはいえ、医療・看護におきましては、その影響は続いています。
しかしながら、こうした現実の前に、コロナ禍によるデメリットばかりを嘆いているわけにはゆきません。柔軟に頭を切り替え、前に進めなければなりません。看護教育のさらなる発展に向け、会員校の皆様と共に取り組んでまいります。